IZUMIYA TOKYOTEN

泉屋東京店
いずみやとうきょうてん

浮輪のマークに託した、母の手づくりの味

泉屋東京店のクッキー
写真:泉屋東京店 公式サイト
1927年
創業
99年
の歩み
東京
本拠地
12品
このページで紹介する代表商品

泉屋東京店について

泉屋のはじまりは、ひとりの母が息子たちのために焼いたクッキーでした。1914年、和歌山に移り住んだ泉園子は、アメリカ人宣教師ロイド夫妻の夫人から日曜学校でクッキー作りを学びます。夫の伊助とともに配合や熟成、火加減の研究を重ね、日本人の口に合う約30種類のクッキーを完成させました。

1923年に京都へ移ると、そのクッキーは評判を呼び、1927年、夫妻は京都の自宅の軒先に「泉屋」の看板を掲げます。1937年には自宅兼店舗を東京・赤坂へ移し、1952年に麹町へ本社・工場を建てて株式会社泉屋東京店を設立しました。公式は、泉屋が日本で初めてクッキーを販売したと伝えています。

看板の「スペシャルクッキーズ」には、創業以来の14種類が詰められています。浮輪をかたどった「リングターツ」には今も小さなドライフルーツを手作業でのせ、家庭で愛情をこめて焼くホームメイドの精神を守り続けています。

ブランド泉屋東京店
運営会社株式会社泉屋東京店
創業1927年
創業者泉伊助・泉園子
本社・本店神奈川県川崎市高津区(本社・工場)/東京都千代田区麹町(麹町本店)
ジャンル洋菓子
公式サイトhttps://izumiya-tokyoten.co.jp/

歩み — 年表

  1. 1914年

    泉園子が宣教師夫人からクッキー作りを学び、「お母さんの作ったクッキー」スペシャルクッキーズが誕生する。

  2. 1923年

    泉家が和歌山を離れ、京都に移住する。焼き続けたクッキーが評判となる。

  3. 1927年

    泉伊助・園子夫妻が京都市上京区の自宅で泉屋を創業する。

  4. 1937年

    自宅兼店舗を東京都港区赤坂に移転する。

  5. 1951年

    渋谷東横百貨店(現・東急東横店)ののれん街に出店。以後、各百貨店へ出店を広げる。

  6. 1952年

    千代田区麹町に本社・工場を建て、7月に株式会社泉屋東京店を設立。浮輪のシンボルマークの紺白缶が登場する。

  7. 1956年

    浮輪のマークが商標登録として認可される。

  8. 1964年

    川崎市高津区久地に多摩川工場を建設する。

  9. 1973年10月

    喫茶室とケーキの実演販売スペースを設け、麹町本店がスタートする。

  10. 1991年

    パリの老舗チョコレートブランド「ミッシェル・ショーダン」と提携し、日本進出を果たす。

  11. 2020年

    ショートブレッド専門店「ショブレ」を横浜高島屋に出店する。

  12. 2024年5月

    「優しい雰囲気で入りやすい空間」をコンセプトに、麹町本店がリニューアルオープンする。

浮輪に込めた、人の輪

シンボルマークの浮輪は、リングターツを見た子供の「浮輪に似ているね」というひと言から生まれました。創業者の園子にとって、どんな荒波でも沈まない浮輪は、母が子を守る想いそのものでした。浮輪には自身と3人の息子を表す4色の飾りがのり、困難を「人の輪」で乗り切る願いが込められています。敬虔なクリスチャンだった園子は、クッキーを焼くことを社会奉仕のひとつと考えていました。

代表的な商品

価格・内容量は確認日時点の公式表示です。季節や在庫で変わります。

写真:泉屋東京店 公式サイト/当サイトに写真の複製は保存していません。

知っておきたいこと

日本で初めてのクッキー

公式は、泉屋が日本で初めてクッキーを販売し、「クッキー」という名称を最も早い時期に使ったと伝えています。宣教師夫人に教わった家庭のクッキーが、その出発点でした。

変えずに守る14種

スコットランドの家庭で焼かれていたホームメイドクッキーのおいしさを受け継ぐ14種類。泉屋では伝統の味、形、製法をほとんど変えず、ひとつひとつに真心を込めるホームメイドの精神を貫いています。

全国の百貨店で

直営の麹町本店のほか、百貨店を中心に北海道から九州まで全国の売り場で取り扱いがあります。販売店舗によって扱う商品が異なるため、事前の確認が勧められています。

店舗

全店舗は公式の店舗一覧へ。営業時間・定休日は変わることがあります。お出かけ前に公式サイトをご確認ください。写真:各店舗の公式ページ