千疋屋総本店は、1834年に江戸・葺屋町(いまの日本橋人形町)で始まった果物の専門店です。武蔵国千疋の郷(いまの埼玉県越谷市)の侍だった初代弁蔵が、舟で運んだ桃や西瓜を「水菓子安うり処」の看板のもとで商ったのが起こりで、店名は故郷の地名からとられました。
明治に入ると三代目が日本橋室町へ店を移し、外国産果物の輸入や国産果物の品質改良に力を注ぎます。大正には世田谷に自家農場を開いてマスクメロンを温室で育て、昭和初期には洋館の2階にフルーツパーラーを構えました。果物を選び、育て、食べ方まで考える姿勢がこの店の芯にあります。
京橋千疋屋と銀座千疋屋は、この総本店から暖簾分けで生まれた店です。現在は三社それぞれが独立して経営しながら、定期的な交流会で結びつきを保っています。本店は2005年から日本橋三井タワーの1階と2階にあり、果物の売場とパーラー、レストランが並びます。
| ブランド | 千疋屋総本店 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社千疋屋総本店 |
| 創業 | 1834年 |
| 創業者 | 大島弁蔵 |
| 本社・本店 | 東京都中央区日本橋室町 |
| ジャンル | 果物・フルーツパーラー |
| 公式サイト | https://www.sembikiya.co.jp/ |