HANPUKAI GUIDE

和菓子はどれくらい日持ちする?
公式表示で16品を調べました

手土産や贈り物に和菓子を選ぶとき、いちばん確かめにくいのが「いつまでもつのか」です。
お店のページを1軒ずつ開けば書いてあるのですが、横に並べて比べられる表がどこにもありません。しかも和菓子は、同じ「和菓子」でも上生菓子と干菓子で日持ちが45倍ちがうという、かなり極端な食べ物です。
そこで、京菓子司 末富・森八・鼓月の公式オンラインショップに実際に表示されている賞味期限だけを集めて、種類別に並べ直しました。書かれていなかった項目は「記載なし」とそのまま書いています。推測は一切していません。

結論:和菓子の日持ちは「種類」でほぼ決まります

先に答えを書きます。値段でも有名さでもなく、水分をどれだけ含んでいるかでほぼ決まります。あんこや餅のように水分が多いものは数日、砂糖を固めた干菓子のように水分が少ないものは数ヶ月もちます。下の表の「日持ちの目安」は、今回実際に確認した公式表示の範囲です。

種類日持ちの目安実例(公式表示)郵送のしやすさ
上生菓子・餅菓子2〜4日萩饅頭(道明寺製)=製造より2日/鼓月 友の会の創作生菓子=約4日手渡し向き。遠方は到着日が期限になることも
冷やし菓子・善哉3日ほど冷やし白玉善哉=製造より3日冷蔵便が前提
生羊羹・季節の羹14日前後猿田彦の珈琲羊羹=製造から14日/雅のいろ=14日日程に余裕があれば可
琥珀・寒天菓子到着後 冷蔵で2週間琥珀羹 水月冷蔵庫の空きが要る
焼き菓子・せんべい17〜40日鼓月 千寿せんべい=17日以上/京ふうせん=40日◎ 送りやすい
どら焼き20日前後京の華扇(どら焼き)=製造日より20日
落雁・干菓子40〜90日森八 長生殿=約40日/猿田彦和三盆干菓子=製造から90日◎ いちばん日持ちする

出典は各店の公式オンラインショップ(2026年9月1日確認)。表示は変更されることがあります。

実際に確かめた16品(公式の表示のまま)

日持ちの短い順に並べました。価格・日持ち・保存方法は、公式ページに書かれていた文言をそのまま写しています。空欄をこちらで埋めることはしていないので、「記載なし」は「公式ページに書かれていなかった」という意味です(常温で置けない、という意味ではありません)。

日持ち(公式表示)商品価格(税込)保存方法(公式表示)
製造より2日萩饅頭(道明寺製)4個入末富2,355円記載なし
製造より3日冷やし白玉善哉 2個入末富1,944円記載なし
約4日友の会の創作生菓子(定期便)鼓月月2,700円6〜9月分はクール便(+330円)
製造から14日猿田彦の珈琲羊羹末富2,700円記載なし
製造日から14日夏季限定 雅のいろ末富2,160円記載なし
到着後 冷蔵で2週間琥珀羹 水月末富6,480円冷蔵
17日以上プレミアム千寿せんべい 6枚入鼓月1,329円直射日光・高温多湿を避け常温で保存
17日以上姫千寿せんべい シュガークリーム 12枚入鼓月1,718円直射日光・高温多湿を避け常温で保存
製造日より20日京の華扇(どら焼き)3個入末富1,296円記載なし
30日懐中善哉 十五夜末富4,320円記載なし
製造日から40日京ふうせん 25枚末富1,296円記載なし
40日竹次郎の缶末富5,400円(予約)記載なし
約40日長生殿 4枚入 / 8枚入森八1,210円 / 2,376円直射日光・高温多湿を避けて保存
90日たまうさぎ末富1,620円記載なし
90日馬九行久(うまくいく)末富1,620円記載なし
製造から90日猿田彦和三盆干菓子末富現在売り切れ記載なし

2026年9月1日、各店の公式オンラインショップで確認。価格・在庫・表示は変わります。購入前に必ず公式ページでご確認ください。

日持ちの数字を読むときの3つの注意

  1. 「製造日から」か「届いてから」かで、手元の日数が変わります。今回の16品では、末富の琥珀羹 水月だけが「到着後 冷蔵で2週間」という書き方で、ほかは「製造日から」でした。製造日からの表示は、届いた時点ですでに何日か減っています
  2. 夏は同じ商品でも扱いが変わります。鼓月の友の会は6月分〜9月分がクール便(送料+330円)、森八は「商品によりクール便が必須(全国一律+275円)」と公式に案内しています。夏の贈り物は、日持ちより先に受け取れる日を確認したほうが安全です。
  3. 遠い地域では、到着日が期限になることがあります。配送に2日以上かかる地域(北海道・北東北・九州の一部・沖縄など)では、日持ちが数日の生菓子は届いた日に食べきる前提になります。相手の住所を先に見てから種類を決めてください。

贈り物にするときの3つの質問

MELENGE はアフィリエイトリンクを使っていません。この表に載せる基準は「公式ページに書かれているかどうか」だけで、紹介料の有無は関係ありません。書かれていない項目を推測で埋めることもしません。

よくある質問

和菓子でいちばん日持ちするのはどれですか?

今回確認した範囲では落雁・干菓子です。末富の猿田彦和三盆干菓子・たまうさぎ・馬九行久が90日森八の長生殿が約40日でした。砂糖を固めた菓子は水分が少ないぶん長くもちます。

上生菓子はどれくらい日持ちしますか?

2〜4日です。末富の萩饅頭(道明寺製)が「製造より2日」、鼓月 友の会の創作生菓子が「約4日」。配送に2日以上かかる地域では、到着日が実質の期限になります。

賞味期限は「製造日から」ですか、「届いてから」ですか?

両方あります。今回の16品では、末富の琥珀羹 水月のみ「到着後 冷蔵で2週間」で、ほかは「製造日から」「製造より」という表示でした。製造日からの表示は、届いた時点ですでに日数が減っている点にご注意ください。

夏に和菓子を送るときの注意はありますか?

クール便になる商品があります。鼓月の友の会は6月分〜9月分がクール便で送料+330円、森八は「商品によりクール便が必須(全国一律+275円)」と公式に案内しています。相手が受け取れる日を先に決めるのが安全です。